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日本の農業:第249集:庄内農業の構造変動の特質―現代的条件と歴史的条件から―

日本の農業第249集

■発行日:2016(平成28)年3月31日

■対象:山形県鶴岡市

■報告:西川 邦夫(茨城大学農学部准教授)

■コメント:吉田 俊幸(農政調査委員会理事長)

■在庫:あり

■ページ数:110p.

■目次:

第1部 課題へのアプローチ

  • 序 言 … 1
  • 第一章 緒論 … 3
  • 第二章 鶴岡市農業の構造変動 … 21
  • 第三章 中規模層のスケールアップ … 44
  • 第四章 集落営農組織化と中規模層 … 62
  • 第五章 個別経営分析―2010 年代の動向を中心に― … 76
  • 第六章 総括 … 90
  • 参考文献 … 95

第2部 コメント … 99

■緒論より:

 農業問題研究において、これまで庄内農業は特別な地位を占めてきた。なぜなら、戦後自作農体制下では相対的に大規模な3~5ha層が密集していた庄内地方の動きから、日本農業の将来展望を得ようとこれまで多くの研究がなされ、そして議論が戦わされてきたからである。

 その庄内農業に、近年新しい動きが見られるようになってきた。例えば、これまで庄内農業を担ってきた経営耕地3~5ha 層の中規模農家が統計上は急速に減少し、10ha 以上層が増加している。集落営農組織を中心とした組織経営体への農地の急速な集積も、これまでには見られなかったことである。また、水稲単作の色合いが濃かった水田の土地利用についても、園芸作による複合化が進展している。このような動きを、我々はどのように評価するべきであるか? ・・・

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