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のびゆく農業:No.1009:農村は誰のものか-環境規制と狩猟禁止を巡る英国の論争-

■原題:
・Neil Ward and Philip Lowe(1998), Insecurities in contemporary country life: rural communities and social change, Centre for Rural Economy Working Paper 33 (「現代の農村生活における不安:農村コミュニティと社会変化」)

■発行:2013年3月15日

■解題:安藤 光義→解題等(PDF)を読む(本編の一部を無料でご覧頂けます)

■翻訳:安藤 光義

■対象:イギリス

■ページ数:34p.

■在庫:あり

■目次:

  • 解題…1
  • 現代の農村生活における不安:農村コミュニティと社会変化…7
  • 要約…7
  • 1. はじめに…7
  • 2. 農村の再編と現代の農村生活 Rural Restructuring and Contemporary Country Life…10
  • 3. 農村生活と不安 Country Life and Insecurity…17
  • 4. ケーススタディ(1):農業のやり方に対する環境規制…20
  • 5. ケーススタディ(2):猟犬を使った野生動物の狩猟…24
  • 6. 不安と実際に感じられている経験:農村からの教訓…27

■解題より:

 農村は誰のものか? 農村は危機的状況にあるとされるが、それは誰にとっ ての危機なのか? そうした不安心理はどこから生まれてくるのだろうか? その政治的帰結は?

 こうした疑問を、水質汚染に対する農業環境規制と猟犬を用いた狩猟禁止法 案を争点に繰り広げられた英国の論争を素材に検討したのが、Neil Ward and Philip Lowe(1998), Insecurities in contemporary country life: rural communities and social change, Centre for Rural Economy Working Paper 33 (「現代の農村生活にお ける不安:農村コミュニティと社会変化」)である。

 農村が危機に晒されれば、それに対抗するための言説が必ず紡ぎ出されるの は洋の東西を問わず共通しているだけでなく、そうした時ほどそれぞれの国の 歴史的文脈が反映されるのではないだろうか。・・・

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