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のびゆく農業:No.1036-1037:都市食料政策ミラノ協定-世界諸都市からの実践報告-

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■原文:
・Thomas Forster, Florence Egal, Henk Renting, Marielle Dubbeling and Arthur Getz Es-cudero編「Milan Urban Food Policy Pact: Selected Good Practices from Cities」(Fondazione Giangiacomo Feltrinelli、2015、125頁)

■発行:2017年12月15日

■解題:立川 雅司 →(本編の一部を無料でご覧頂けます)解題等(PDF)を読む

■翻訳:太田 和彦・立川 雅司

■対象:イタリア・ミラノほか、世界28都市(モンペリエ、ヘント、トリノ、ニューヨーク、アルメレ、メルボルン、ベロオリゾンテ、ウィントフック、上海、大邱等)

■ページ数:61p.

■在庫:あり

■目次:

  • 解題…2
  • 都市食料政策ミラノ協定―世界諸都市からの実践報告…7
  • 第1章 序文(ミラノ市長 ジュリアーノ・ピサピア)…7
  • 第2章 参加都市から選出された優れた実践の概要…8
  • 第3章 都市食料政策ミラノ協定(2015年10月15日)…16
  • 第4章 都市食料政策の行動枠組み…19
  • 第5章 都市食料政策ミラノ協定参加都市における優良実践例(抄訳)…28

■解題より:

1.本資料は、Thomas Forster, Florence Egal, Henk Renting, Marielle Dubbeling and Arthur Getz Escudero編、Milan Urban Food Policy Pact: Selected Good Practices from Cities(Fondazione Giangiacomo Feltrinelli、2015、125頁)の抄訳である。紙幅の都合上、主要な部分だけを訳出し、とくに報告書後半の事例集に関しては、先進国およびアジアの事例を中心に翻訳した。 「都市食料政策ミラノ協定」(Milan Urban Food Policy Pact)とは、2015年5月~10月にミラノで国際万国博覧会が開催された際、並行して持続可能な都市食料政策を検討する行事が実施され、この取り組みを継続し世界に発信するために各国の市長により署名された宣言文書である。このイベント以降も署名に参加することができ、署名している都市数は、144都市(2017年8月時点)にのぼっている。日本では京都市、大阪市、富山市が署名した。欧米の主要都市では、ロンドン、パリ、ニューヨーク、シカゴ、アムステルダム、ジュネーブなど、また途上国では、キト(エクアドル)、ラパス(ボリビア)、アビジャン(コートジボワール)、バンジュール(ガンビア)、ドバイ(アラブ首長国連邦)などが署名都市に名を連ねている。アジアでも、北京市や上海市、ソウル市、大邱市などが署名している(詳しくは、次のウェブサイト参照 http://www.milanurbanfoodpolicypact.org/)。

ミラノ万博に関しては、日本では和食のPRなどが注目されたものの、このミラノ協定に関しては、ほとんど知られていない。しかし、このミラノ協定は持続可能な食の実現に、都市が積極的に関与していこうという画期的な内容をもつものである。

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