農政調査委員会は農業、農村の現場から提言します - Since 1962

のびゆく農業:No.1022-1023:農村再考-英国の農村政策が忘れているものは何か-

nobinou1022

■原題:
・Centre for Rural Economy. “Reimaging the rural:What’s missing in UK rural policy?”, Centre for Rural Economy, Newcastle University, September 2014 (原文PDF)
・Centre for Rural Economy. “Rural Prospects: A Report on the Future of Rural Development in the UK, Centre for Rural Economy, Newcastle University, March 2010 (原文PDF)

■発行:2015年8月31日

■解題:安藤 光義→解題等(PDF)を読む(本編の一部を無料でご覧頂けます)

■翻訳:安藤 光義

■対象:イギリス

■ページ数:56p.

■在庫:なし

■目次:

  • 解題…2
  • 農村再考-英国の農村政策が忘れているものは何か-…8
  • はじめに…8
  • 1.今日の農村地域…9
  • 2.調整された農村政策…11
  • 3.農村地域の事業を支援するための政策…12
  • 4.農村地域コミュニティを支援するための政策…17
  • 農村地域の展望-英国の農村発展の将来についてのレポート-…22
  • はじめに…23
  • 要約…24
  • 1.農村地域経済…26
  • 2.農村地域コミュニティ…31
  • 3.住宅問題…36
  • 4.ブロードバンド…43
  • 5.高齢化…48
  • 参考文献…53

■解題より:

 英国ニューカッスル大学の農村地域経済研究センターCentre for Rural Economy(CRE)は英国レベルさらにはEUレベルで農村政策に関する提言を積極的に行ってきた。特に英国では総選挙の時期に合わせて農村政策についての提案書を提出している。ここではCREの2つの提案書を訳出、紹介することにした。1つは2015年総選挙の前に出された、「農村再考-英国の農村政策が忘れているものは何か-」(Reimaging the Rural: What’s missing in UK rural policy?)であり、もう1つは2010年の総選挙の前に出された「農村地域の展望―英国の農村発展の将来についてのレポート―」(Rural Prospects: A Report on the Future of Rural Development in the UK)である。両者の間には5年の歳月があるが、その基調をなす問題意識に変化はみられない。2つの提案書をみることで英国の農村政策を貫いている課題を把握することができるはずである。

 最初の「農村再考」は、英国の農村地域の概要が手短に描かれた後にCREが提起する政策アジェンダがコンパクトにまとめられており、英国の農村政策の入門的解説になっている。そこでのポイントは、①農村地域の特徴や制約を考慮した農村政策の必要性(ルーラルプルーフィング の必要性)、②農村地域経済を構成する小規模事業に対する支援策の必要性、③農村地域コミュニティを支援するための施策の必要性の3点である。

 次の「農村地域の展望」は比較的長文だが、①農村地域経済、②農村地域コミュニティ、③住宅問題、④ブロードバンド、⑤高齢化の5つの項目について英国の農村地域の現状分析を行ったうえで政策を提言するものとなっており、「農村再考」の内容を掘り下げて理解するための基盤を提供してくれる。

…続きは→解題等のPDFでご覧ください
書籍購入のメール送信フォームへ
Share

Warning: Use of undefined constant publication - assumed 'publication' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/apcagri/www/apc/wp-content/themes/apcagri/single8.php on line 59